持病があっても入れる「引受基準緩和型」「無選択型」保険とは——メリットと注意点
持病や既往症があると通常の生命保険には加入しにくいものです。引受基準緩和型・無選択型保険の仕組みと保険料・保障内容の違い、選ぶ際の注意点を解説します。
引受基準緩和型・無選択型保険とは
通常の生命保険は加入時に健康状態の告知が必要で、持病や治療歴があると審査に通らないことがあります。そこで用意されているのが「引受基準緩和型保険」と「無選択型保険」です。引受基準緩和型は「過去2年以内に入院・手術をしていない」など数項目の簡単な告知に答えるだけで加入でき、無選択型はそうした告知すら不要で、健康状態に関わらず加入できる代わりに保障内容や保険料の条件が厳しめに設定されています。持病があって通常の保険に入れなかった人の選択肢として位置づけられています。
通常の保険との違い・保険料の傾向
引受基準緩和型・無選択型は、健康な人向けの通常の保険に比べて保険料が割高になる傾向があります。告知項目が少なく加入しやすい分、保険会社側のリスクが高くなるためです。また、契約から一定期間(多くは1〜2年程度)は、既往症が原因で亡くなった場合の死亡保険金が満額ではなく削減されて支払われる「削減期間」が設けられている商品もあります。加入前にはこの削減期間の有無と、いつから満額保障になるのかを必ず確認しておく必要があります。
加入を検討する際の注意点
保険料が割高になりやすいため、まずは通常の生命保険や医療保険に加入できないか確認することが先決です。持病の種類や治療状況によっては、通常の保険でも「特別条件付き」(保険料の割増や部位不担保)で加入できるケースもあります。保険会社や商品によって告知項目・保障内容・保険料は大きく異なるため、複数社を比較したうえで、必要な保障額と家計への負担のバランスを考えて選ぶことが大切です。
まとめ——通常の保険が難しい場合の選択肢として
引受基準緩和型・無選択型保険は、持病があっても保障を確保できる貴重な選択肢ですが、保険料や削減期間などの条件を理解した上での加入が欠かせません。まずは自身の健康状態でどの保険に加入できる可能性があるか、保険相談窓口やファイナンシャルプランナーに相談し、複数の商品を比較検討することをおすすめします。
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